くわタイムズ 2000



12月10日 【くわ馬鹿冬号】

季刊くわ馬鹿の2000年冬号が発行された。

今回の特集は「外産解禁種」である。
飼育下手なあいあんもいくつか投稿してある。(^^;
「くわ馬鹿」へはこちらから。



11月23日 【神奈川10種】

あ〜・クワ道・るどるふ・r.matsudaの究極採集カルテットが神奈川の某地点で1日に10種採集に成功した。

単一の山のしかも頂上付近という非常に限られたエリアでの10種採集は、彼らの高山種採集に賭ける情熱の賜に他ならない。 また、クワ道氏はこの採集行で今年通算2000頭目の成虫を採集し、ジャパンクワップ優勝を成し遂げた。
氏の栄誉をたたえたい。



11月11日 【関東ネブト】

助手席のショッピングのお供で東京某所方面に出撃したので、ついでにネブト掘りをさせてもらった。

東京某所ではネブト記録はあるものの、やはり関東では極端に数が少ないネブトクワガタ。 あいあんは今回も前回同様玉砕し、スジ1♂で帰還することになった。関東ネブトはやはり甘くないようだ。



10月24日 【茨城ツヤハダクワガタ】

茨城県某所でるどるふ氏によりツヤハダクワガタが採集された。

るどるふ氏の茨城に対する執着度は並々ならぬものがあり、今回のツヤハダクワガタも初記録となる快挙である。 氏は他にもルリ属やネブトなどの新産地開拓に燃えており、今後のますますの活躍が期待される。



10月16日 【最遅オオクワガタ樹液採集】

秋本番の10月16日、きた氏により岡山県地方でオオクワガタが樹液採集された。

この時期、採れないことはないといってもやはり困難な樹液採集。 本年度の樹液採集としては、現在のところ最遅記録。また、氏は9月以降4頭目のオオクワ樹液採集だ。
きた氏のHP「くぬぎの森」へはこちらから。



10月14日 【ツヤハダ23ミリ】

山梨県某所にてあ〜氏によりツヤハダクワガタの23ミリが採集された。

今年から本格的に小型種採集を始めたあ〜氏であるが、その没頭ぶりはクワ道氏とともに他の追随を許さない。(^^;
来年度が今から末恐ろしい恐怖のコンビである。(^^;
あ〜氏のHP「あ〜さんのクワガタ採集記」へはこちらから。



10月12日 【檜枝岐ヒメオオ終盤】

檜枝岐地方のヒメオオ採集も終盤を迎えた。

この日退院したばかりの病み上がりあいあんは、助手席の制止を振り切って檜枝岐へ出撃。(^^;
今シーズン最後のヤナギ採集でヒメオオ31頭を採集し、2000年度の檜枝岐ヒメオオに別れを告げた。
毎年のことだが、一日千秋の想いがこれからの半年間毎日続くことになるのだ。(;o;



10月 【学名変更】

日本産のオオクワガタ(以下、国産オオ)の学名が変更された。

従来からDorcus curvidens binodulosusとして知られていた国産オオの学名がDorcus hopei binodulosusに変更された。
これにより、国産オオはインドからタイ・ラオスにかけて分布するcurvidensとは別種扱いとなり、いわゆる中国ホペイ と呼ばれているDorcus hopeiの1亜種としての位置付けが確認された。 このことは♀の形態や、互いの交雑の難易を比較すれば当然の結論であると言えよう。



9月26日 【茨城産ヒメオオクワガタ】

茨城県でるどるふ氏によりヒメオオクワガタが採集された。

茨城県はご存じの通り標高1000mを超える部分がほとんどない。 過去に採集例はあるとはいうものの、太平洋に面した関東地方の標高800m程度からの追加記録は特筆に値しよう。
るどるふ氏のHP「甲虫採遊記」へはこちらから。



9月12日 【くわ馬鹿 秋号】

9月12日、季刊くわ馬鹿の2000年秋号が発行された。

予定より2日遅れで発行されたのは、表向きは膨大な編集によるものとされているが、 実際は編集長自らが発行予定日にもかかわらず檜枝岐で採集三昧していたためというもっぱらの噂である。(^^;
「くわ馬鹿」へはこちらから。



9月2日 【ヒメオオシーズン】

6月より採集報告のあったヒメオオクワガタの採集シーズンが本格化してきた。

1日50頭以上の報告もいくつかあるようだ。
ただし、ヒメオオのメッカである広沢林道は、今年前半のガケ崩れや道路陥没に加え 採集人口の急激な増加により、多産はするもののその採集はやや困難の度を上げてきている。
広沢に代わる新規林道探索が望まれるところだ。



8月26〜28日 【オオクワラッシュ】

この週は3度目の灯火採集ピークとなり、檜枝岐地方では「まちかねBBS三多摩支部」が計8頭、「同群馬支部」が7頭など オオクワ灯火採集の記録的ラッシュとなった。



8月26日 【ヒメオオ57ミリ】

26日午後、クワ道氏からヒメオオ57ミリ採集の報告があった。

ヒメオオのギネスは山梨産の58ミリであり、大型個体が少ない檜枝岐産としては57ミリの個体はそれに勝とも劣らない立派な個体である。
氏は同日同所にてアカアシ53ミリも採集しており、ネブト32ミリをはじめ、まさにギネスに迫る個体ラッシュの年といえよう。



8月2・5日 【オオクワ採集】

7月30日のオオクワガタ♂70ミリに続いて、同じ木よりオオクワガタ♂64ミリが追加採集された。

あいあんは平日にも関わらずあ〜氏とともに某所まで出かけ、同じ木よりオオクワガタ♂64ミリを追加採集。 さらに、8月5日には檜枝岐にて灯火採集でオオクワガタ3♀を追加。1週間あたり2♂3♀の自己新記録となった。



7月30日 【ワイルドオオクワ♂70ミリ】

オオクワガタ♂70ミリが採集された。

あいあんは檜枝岐採集の帰り某所に立ち寄り、中型のクヌギの木よりオオクワガタ♂70ミリを採集。 オオクワガタの生息環境が次々に縮小していく現在、野外で採集されるオオクワガタとしては最大級の個体であると思われる。



7月29日 【檜枝岐灯火採集】

檜枝岐の灯火採集が第2次のピークを迎えた。

7月29日、月齢・天候に恵まれた当地では日没と同時に多数のクワガタが飛来し始め、某地点では午後8時から 午後9時までの1時間で100頭を超える記録的な飛来数となった。



7月15日 【北海道オオクワ】

函館の林原氏が苦節9年の末とうとう北海道産オオクワガタを採集した。

北海道には従来からオオクワガタが生息されるとされていたが、採集例の少なさから各図鑑でも分布域としての扱いがまちまちであった。 しかし、最近では林原氏以外にもいくつかの採集例が報告されており、今後道南地域のオオクワガタの生態も順次解明されるものと期待される。



7月7・8日 【台風3号】

大型で強い勢力の台風3号が東日本を縦断した。台風一過の8日は各地で気温が上がるものと予想されたが、檜枝岐地方では 残念ながらそれほど気温は上がらず、灯火採集でオオクワガタの採集報告は少なかったようである。

ただし、r.matsuda氏、るどるふ氏はそれぞれオオクワガタの♂67ミリ、♀47ミリを灯火で採集しており、いずれの個体も 灯火で採集できる個体としては大型の個体である。



7月1・2日 【檜枝岐灯火採集】

梅雨明けを思わせるような真夏日が続く本州。連日最高気温が30度を超える檜枝岐地方では予想通りオオクワガタの灯火採集が本年度の第1次ピークをむかえた。

有名な外灯や自販機前には多数の採集者が陣取り、自前の灯火セット組も多数設営するなか、この週末だけで少なくとも十数頭のオオクワガタが 灯火採集で採集された。

次のピークは7月下旬頃。(檜枝岐情報掲示板「檜枝岐むらひろば」参照)



6月29日 【外産くわがた5種追加解禁】

農林水産省植物防疫所は従来から輸入を許可していた48種に加え、パプアキンイロクワガタなど新たに5種を追加解禁すると発表した。
今回の解禁種は以下の通り。

パプアキンイロクワガタ
アウラタキンイロクワガタ
ドウイロクワガタ
コガシラクワガタ
メンガタクワガタ

なお、メンガタの解禁でアフリカ産のクワガタムシにもようやく輸入の道が開けることとなった。



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