外産ヒラタの地域変異



ラオスヒラタ

ラオスヒラタ Dorcus titanus westermanni

ラオス、ベトナム産のヒラタクワガタを基準亜種とする見方が一般的です。大アゴの線も比較的細く国産の本土ヒラタに近い形です。
内歯の形状もよく似ています。



パラワンヒラタ

パラワンヒラタ Dorcus titanus palawanicus

パラワンヒラタは国産のツシマヒラタとよく似ています。大アゴが非常に細長いのが特徴です。
体長は最大で11cmを超えるとされていて、ヒラタの中では最長を誇ります。



マレーヒラタ

マレーヒラタ Dorcus titanus titanus

ヒラタクワガタの基準亜種の確定にはまだ不明な点があり、マレーシアからフィリピンまで含むという見方もあります。
westermanniより大アゴが太い傾向にあるように思います。



セレベスヒラタ

セレベスヒラタ Dorcus titanus titanus

マレーシア産の個体と同種同亜種扱いです。
内歯の形状に特徴があり、スマトラ産とともに私はこの形が好きです。



スマトラヒラタ

スマトラヒラタ Dorcus titanus titanus

これもマレー、セレベスと同様に同じ種類です。
これらは別種別亜種ではなく産地の違いによる分類のみです。



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